1月25日、慶應義塾大学経済学部の特別講義において、昨年度に引き続き、本協会代表理事副会長 小野 尚(SBI生命保険株式会社 代表取締役社長)が講師を務めました。
本講義では、「新たなワンストップサービス、金融サービス仲介業の現状と展望」というタイトルで、業態毎に許可・登録が求められている既存の仲介業との違いを踏まえ、1つの登録で銀行・証券・保険・貸金業すべての分野のサービスをワンストップで提供できる、金融サービス仲介業ならではの役割やサービスについて、身の回りの具体例を交えながら説明いたしました。
講義後の質疑応答では、金融サービス仲介業の普及により蓄積された膨大な顧客データの活用方法に関する質問に対し、金融機関等にとって若年層をはじめ顧客のニーズを把握することが難しいという現状のもと、ユニークかつ新しい商品やサービスの設計に役立てることができるなど、金融サービス仲介業の持つポテンシャルの高さについて説明いたしました。
本講義は、経済学部の3・4年生を対象としたもので、約100名の学生が出席しました。昨年度と異なり、新型コロナウイルス感染症の影響が収束したことで、教室には多くの生徒が集まり、キャンパスも賑わいを見せておりました。